ちきぬたのブログ

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エンジニアが20代で地方に逃げ帰ることの危険性

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photo by Massmo Relsig

起業に失敗したり、就職できなかったりしたエンジニアが地方に逃げ帰ることがある。
実家で親のすねをかじりながら、WEBサービスをつくってみたりする。

そんなことをしていたら確実に後悔する

その理由はなぜか。次にあげていきたい。

それは、最終手段だから

それを20代の時点で選択肢てしまったら、もう後がない。
本当にもうダメだとなったときにすればいい。
そうでないと若いうちに都会で得られるチャンスを失うこととなる。

視野が狭くなるから

世界の中の日本ではなく、日本の中の地方という意識になる。
これから長い人生を、どちらの視野で生きるかによって、その後の成長が大きく異るだろう。

技術的な成長が鈍化するから

ネットで情報が得られるといっても、リアルでレベルの高い技術者とコミュニケーションをとることによって得られる知見や刺激は重要。
それのあるなしでは、成長スピードが大きく異なってくる。

親のすねをいつまでもかじれないから。

すねかじりの場合。20代なら親は定年ではないだろう。しかし、そのまま30代になったとき、介護等の必要性がでてきたり、いつまでもすねをかじりつづけるわけにはいかなくなる。

地方の楽さが染み付いてしまうから。

地方で生きることは、ストレスがなくお金もかからずとても楽。しかしそれになれてしまうと、ストレス耐性が落ちて、もう一度挑戦したときにもたない。
若いうちには苦労を買ってでもしろというが、それは後々生きるのが楽になるからであって、若い時に楽をしたら、一生苦しくなってしまう。

もしフリーなら社会復帰しにくくなるから

Webサービスなどをつくっていても、経歴に難があれば、年を負う毎に再就職が難しくなる。
フリーで生き「続けられる」ほどの実力があればよいが、それには運も必要なため、一種の博打となる。

若いうちに稼がないと、後々苦しいから

年金や保険の支払い、貯蓄を若い内にしておかないと非常に苦しい。
特に若いうちに投資をすれば、後々莫大な資産となるのだが、その機会を失うこととなる。

運良く稼げたとしても、持続的でない

地方で一旗あげるには、ブログやEC、WEBサービスと、ネットを使った何かをやることになるだろう。
そのネットを使ったなにかは、技術革新のスピードが早い業界に依存することになるため、数年後どうなるかわからない。

おわりに

最近「地方に移住するブーム」みたいになっているが、
ブームだからといって地方にいくのは浅はかすぎる。

地方で生きることをなめてはいけない。

せめて地方と都会のデュアルライフにとどめておくことをオススメしたい。

ほらあなより愛をこめて
ちきぬた

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