今日は「美しいと感じるセンス」について考えたい。
美しいものを美しいと感じる心。
それは非常に重要なことであるとちきぬたは考えている。
なぜなら、美しいと感じるということは「それが良いものである」ということを理解し、そのような「美しいものを守りたい・増やしてたい」というインセンティブが働く。
そして、自分自身も美しくありたいと考え、美しい価値観・考え方・ビジョン・所作・行動につながっていくからだ。
自然の美しさを感じる人は、美しい自然を守ろうと思うし、残そうとも思うだろう。 そのために、日頃どのような点に気をつければよいかを「自然」に考えることにつながる。
ひいては、「美しい自然を守る」というビジョンを掲げ、そのビジョンを達成するために、ビジネスや研究、投資を行なう人もいる。
道徳の美しさを感じる人は、それを表に出さないまでも、不道徳な人を本能的に嫌悪し、道徳に沿った行動をする人に好感を持つだろう。 そして自分自身も道徳的でありたいと考え、道徳的な行動をとるインセンティブが働く。 もちろん不道徳な行動をしてしまったり、せざるを得ない場合もあるが、そのときは罪悪感を感じ、その行いを正そうとする清浄化作用が生じる。 こうして、道徳的な人間に近づいていく。
このように「美しさを感じる心」は、「美しい人間」になるための必要不可欠な要素である。
したがって、この心がどの程度であるかによって、「美しさ」の競争優位性が決まる。
それは、ビジネスも同じである。
現在成功している企業の中で、「美しさのない」企業はいくつかある。
あえて、どの企業がどうとかは言及しないが、
それらの企業がApple, Google, Amazonになるためには、「美しさ」が必要であることは、間違いないだろう。
それは「国」も同様である。
美しい国であることは重要なのだ。
ほらあなより愛をこめて ちきぬた