「1分で確認!」と題して、7つの習慣の価値を損なうことなく、 シンプルで簡潔な形に、ここではまとめてみたい。 これが、もう一度「7つの習慣」を読むきっかけになってくれれば幸いである。
この本に書いてあることを実践できれば、必ず成功できる。
7つの習慣のゴール
7つの習慣のゴールは、第6の習慣である、「相乗効果を発揮すること」である。 そのためのステップとして 1. 自立 (私的成功) 第1~3の習慣 2. 相互依存(公的成功) 第4~6の習慣 3. 最新再生(習慣の持続)第7の習慣 の3ステップとしてまとめられている。
それではそれぞれの習慣について、以下にまとめていく。
インサイドアウト(内から外へ)
7つの習慣のベースとなる考え方(パラダイム)。習慣の話に入る前に前提の確認を行う。 「影響を受けるより、影響を与える」という考え方が重要であることを述べている。 真の成功へ導くものは優れた人格を持つことであり、表面的な技術ではないこと。 自分自身の内面(インサイド)から外(アウト)に働きかけることである。
1. 主体性を発揮する(自己責任)
人は誰でも「自分の反応を選択する能力」を発揮できる。 周りの状況に左右されず、主体的に行動し、状況を改善する習慣を身につけることが第一歩となる。
2. 目的を持つ(自ら立つ)
人生の最後の姿をイメージし、自分自身をどう創り上げたいか決めること。 「ミッションステートメント」(個人的な憲法・信条)を書くことが重要。 あなたはどうありたいのか。自分の行動の基礎となる価値観や原則を文章化するプロセスを 通して、意識が改革されると同時に、ミッションステートメントを物事を計る「ものさし」となる。
3. 重要事項を優先する(自己管理)
第2の習慣で作成した「ミッションステートメント」に照らし合わせて 「重要なこと」を優先する。 電話や会議や接待などの単に「緊急なこと」に流されず、 テレビや待ち時間などの「重要でないこと」にせずに、 「重要なこと」を最優先する。
4. Win-Winを考える(人間関係)
「自分も勝ち、相手も勝つ」という考え方を持つ。 「欠乏マインド」よりも「豊かさマインド」でいることが重要。 当事者全員が望ましい結果を得て、満足できる状態を目指し実現すること。 双方のWin-Winを実現できないときには、No Deal(取引しない)を選択することも重要である。
5. 理解してから理解される(感情移入)
Win-Winの扉を開くには、お互いを理解し、信頼関係を築く必要がある。 そのためには、自分のことを理解してもらう前に、相手のことを理解しようとすることが重要。 表面的に、相手を評価したり、助言したり、解釈したりしてはならない。 相手に「感情を移入」し、相手の目を通して考える。 つまり、相手以上に相手の立場をうまく説明すること。
6. 相乗効果を発揮する(創造的な協力)
7つの習慣のゴール、相乗効果 相乗効果とは「全体の合計が各部分の和よりも大きくなること」 つまり1 + 1が1000になるような協力体制を築くことである。 相乗効果を発揮するためには ・私的成功を実現していること(自立していること) ・第4、第5の習慣を実践していること が最低ラインとなる。 つまり、第6の習慣の実現は、7つの習慣の完成となる。
7. 刃を研ぐ(常時向上システム)
他の全ての習慣を支える持続システム。 4つの側面についてバランス良く取り組むことで、自分という資源を最大限発揮できる。 1.肉体 食事、運動、休養が主体性を発揮できる肉体を作る。 2.精神 日記を書いたり、好きな美しいものに触れたりすることで穏やかさを保つ。 3.知性 読書、勉強で先人の知識や思考法を学び、武器を持つ。 4.社会・情緒 社会における良好な人間を築くことで、情緒的な安定を得る。
上記習慣を実践していくことで、
人生を変え、
さらには世界を変え、
成功者になれることだろう。
なぜなら、
論理的に正しい記述であり納得性が高い。
7つに簡潔にまとめられていて実践しやすい。
感情面に訴えかけてくる、動かされる具体例。
であるためだ。
読んだことのない人にぜひ一読してほしい。 読むことでマイナスとなることは絶対にない。 過去の成功についての文献を調査したコビー博士によるものだからだ。
しかし、本書は500ページ近くもあり、途中で挫折した人も多いことだろう。
余裕のある方にはぜひ本書を読んでほしい。
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読みやすい7つの習慣としてのティーンズ。
マンガ版
ほらあなより愛をこめて ちきぬた